Tomotomotomoya’s diary

感じたこと、思ったことを発信していきます。

小説の組み立て

今さらだけど、東野圭吾の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を読んだ。



小説はたくさん読んでるわけじゃないけど、東野圭吾ガリレオシリーズや白銀ジャックの雪山系は読んだ。



小説の組み立てが面白いんだよね。推理系が多いからそういうのが得意なのかもしれないけど、とにかく俺は好き♪



何が面白いかというと推理系で最初から犯人をばらしたり、小説の核心など答えを始めに出すパターンが多い。



なのに考えさせる。途中途中のパズルのピースが部分部分でまとまっていき、最後に大きくなったいくつかの部品をまとめて合体みたいな感じで話の全体のつじつまが合う感じ。


だから、伏線になるキーが多い。



小説はたいていゴールはわからないが、物語が進み、こういった道のりをたどったからこういうゴールになる!って感じ。


東野圭吾はゴールがわかってるけど、道のりがわからない。物語は進むけど、時系列やキャラの視点を変えることで、謎を残して最後に全てのピースを合体して話がつながる。そして、どうしてこういうゴールになったのかと納得させられる感じ。


あと最期の終わらせ方が、読者にその後を自由に想像させるような終わらせ方になってるものもある。くー、にくいね。


ナミヤ雑貨店の奇蹟も良かった。スノボー好きなら白銀ジャックのシリーズも良し。ガリレオは言うまでもない♪


あと一番なんとも言えない気持ちにさせられるのが『秘密』。すごくいいよ。愛だよ。幸せなんだけど、切なくもなる小説。


ぜひ読んでみて!


それじゃ今日はここまで。